ミャンマーにおける活用事例
itec-vn DIR-ACE Technology Ltd.
ITPEC
研修風景

2013年4月、株式会社大和総研とミャンマーのACE Data Systems Ltd は、ミャンマーでITサービスを提供する合弁会社として DIR-ACE Technology Ltd.(以下、「DAT」)をミャンマーに設立しました。証券取引システムの導入・保守のみならず、ミャンマーのIT近代化を推進するための幅広いサービスを提供しています。

DATの社内のIT人材育成には、アジア共通統一試験(以下、「ITPEC試験」)を積極的に活用しています。ミャンマーのITPEC試験実施機関であるMCF (Myanmar Computer Federation)と協力し、基本情報技術者(FE)試験の参考書やeラーニングを活用して、社内教育を実施している他、MCFが実施したFE試験対策講座を積極的に受講させるなど、DATスタッフのFE試験合格に向けたサポートを行ってきました。

2014年4月に実施されたITPEC試験のFE試験においては、ミャンマー全体の合格者17名の内、12名がDATスタッフという結果となり、DATスタッフは優秀な成績を収めました。

DAT社からのメッセージ

大和総研は1990年代からミャンマーの資本市場育成に取り組んできました。今日のグローバルな資本市場においてはITシステムが不可欠です。DATはミャンマー資本市場のIT化をサポートする目的で設立され、日本で開発された実績のあるITシステムをミャンマーに導入し、維持管理する役割を担っています。

長期にわたり高品質なサービスを提供するためには、日本の技術に習熟したミャンマー人エンジニアの育成が必要です。今後もITPECを活用することで、日本品質のシステムを維持するための知識を体系的に学習し、ミャンマーのIT近代化を強力に推進していきます。